


こんなにも突然に
別れの日が来るなんて。
あの日の何気ない会話が
母と交わす最後の言葉になるとは
想像もしていなかった。
「お母様はどのようなお方でしたか。」
葬儀について何も分からず戸惑う私に
静かな声で聞くコンシェルジュ。
ぽつりぽつりと浮かび上がる母との思い出が
少しずつ葬儀のかたちになってゆく。
母はどんな最期を望み、
何を遺したかったのだろうか。
アルバムの母の笑顔を見つめながら、
涙が溢れた。
葬儀のかたちは時代とともに変わっていきます。
しかし、人が人を想う心は変わりません。
メモリアルにとって葬儀は
想いを交わすかけがえのない時間。
そして、自分を表現する最期のステージ。
あなたが最後に伝えたい想いは何ですか。